プルボックス寸法計算機
// NEC 314.28 の計算式で直線引き、角引き、U 字引きのボックス寸法を算出し、現場で役立つ注意点も確認できます //
角引きまたは U 字引きでは、同じ面・同じ列にある他の電線管の呼び径を合計します。例: 2 in + 2 in = 4 in。
直線引きは、引き方向に対して最大電線管の呼び径の 8 倍を用います。
導体が方向を変えずに箱を直進する場合は NEC 314.28(A)(1) を使います。引き方向の最小長さは、その直線上で最大の電線管呼び径の 8 倍です。
導体が箱内で曲がる場合、または同じ面から出入りする場合は NEC 314.28(A)(2) を使います。対象列から反対側の壁まで、最大電線管の 6 倍に、同じ面・同じ列の他の電線管呼び径を加えます。
この計算機は最小ボックス寸法の目安に使えますが、施工前に実際の箱レイアウト、導体の曲げ条件、地域の修正規定を確認してください。
NFPA 70 National Electrical CodeIEC overviewNEC の参照は米国向けです。IEC ベースの案件では、現地採用規則とボックス製品規格も確認してください。
| ケース | 入力 | 計算式 | 最小寸法 | 実務メモ |
|---|---|---|---|---|
| 直線引き | 3 in 電線管 | 8 x 3 | 24 in | 24 in が最小ですが、大型フィーダでは 30 in の方が作業しやすいことが多いです。 |
| 角引き | 3 in 1 本 + 2 in 2 本 | 6 x 3 + 2 + 2 | 22 in | 他の電線管寸法の加算漏れは、現場で非常によくある指摘事項です。 |
| U 字引き | 4 in 1 本 + 3 in 1 本 | 6 x 4 + 3 | 27 in | 導体損傷を減らすため、30 in または 36 in に上げることが多いです。 |
| 接続箱の注意 | 12 AWG 絶縁導体 6 本で接続あり | 314.28 ではない | NEC 314.16 の容積計算を使用 | プルボックス寸法が適合していても、ボックスフィルは不適合になることがあります。 |
IEC ベースの案件では、NEC 314.28 ではなく IEC 60364 や IEC 60670 などの規格が参照されることがあります。これらは同じ壁間計算式ではなく、曲げ半径、使用可能空間、製品制限を重視することがあります。
複数の規格体系が混在する案件では、この計算機は事前確認用として使い、製作・施工前に現地の電線管、箱体、導体曲げ条件を必ず確認してください。
直線引きの NEC ルールは何ですか?
NEC 314.28(A)(1) では、引き方向の寸法を最大電線管呼び径の 8 倍以上にする必要があります。3 in なら 24 in 必要です。
角引きや U 字引きのボックスはどう計算しますか?
NEC 314.28(A)(2) を使います。最大電線管の 6 倍に、同じ列の他の電線管呼び径を加えます。3 in と 2 in 2 本なら 22 in 必要です。
NEC 314.28 だけでボックスフィル確認は不要ですか?
不要ではありません。NEC 314.28 は曲げ・通線スペースの確認です。接続や機器がある場合は NEC 314.16 と NEC 300.14 も必要です。
管路充填率が適合していてもプルボックスは不適合になりますか?
はい。Chapter 9 の充填率を満たしていても、大きな導体が安全に曲がり整線できるだけの箱内スペースが足りないことがあります。
最小寸法より大きいボックスを選ぶべきなのはいつですか?
4 in 以上の電線管、並列導体、硬いアルミ導体、将来の点検スペースが必要な場合です。24 in の最小箱より 30 in の方が現場では扱いやすいことがよくあります。
フィーダ、引込導体、長距離管路の箱体を確定する前に、管路充填率、ボックスフィル、電圧降下、電線サイズの各ツールもあわせて確認してください。